日本冷凍空調学会
アジア学術賞(Asian Academic Award)

 アジア学術賞
 公益社団法人日本冷凍空調学会では,2005年度に創立80周年を記念し,大韓設備工学会(SAREK)と合同で,アジア学術賞(Asian Academic Award)を設立しました. 2011年度より,中国制冷学会(CAR)も参加し,あわせて選考基準・選考対象も一新することになりました.つきましては,下記要領にてアジア学術賞候補を本学術賞規定により募集します.広く会員各位の推薦・応募をお待ちしております.

1.推薦・応募方法
 下記提出書類をダウンロードし,A4判の用紙に所定の事項を記載して,代表的論文とともに提出する.応募の際に提出された書類は返却しない.
2.締 切 日 
 毎年 1月31日必着
3.提 出 先 
 〒103-0011 東京都中央区日本橋大伝馬町13-7 日本橋大富ビル5F
 公益社団法人日本冷凍空調学会 アジア学術賞担当 (宇田)

応募要項
1.選考基準
 独創性,学術的水準,冷凍・空気調和・ヒートポンプ・食品冷凍およびその応用分野における評価と国際的な貢献度,将来への発展性などを選考の基準とし,これまでの一連の顕著な研究業績に対して,その代表研究者1名を表彰する.
 
2.推薦・応募者の資格
 推薦者,応募者は日本冷凍空調学会個人会員とする.なお,同一人物が再受賞することはできない.
 (2010年度以前の受賞者は,応募可能)
 
3.推薦・応募の手続
 公告された期間内に必要書類を提出する.なお,選考委員会は審査の過程において必要な書類の提出を求めることがある.
 
4.提出書類(各3部ずつ.コピー可)
1) 申請書・推薦書
2) 研究業績リスト
3) 関連学会活動リスト
4) 日本冷凍空調学会,CAR,SAREK,IIRおよびASHRAEが発行する論文集に掲載された論文,あるいは主催,共催,協賛する国際会議で発表した論文より,3編以内の代表的論文の抜き刷り
5) 研究概要

選考・表彰の時期
授賞者の選考・表彰の詳細につきましては決まり次第,学会誌および学会ホームページで案内致します.

日本冷凍空調学会 アジア学術賞受賞者
授賞年度 論 文 名 著  者
第19回
2023年
持続可能な食品の冷凍保存を実現するための総合的研究 渡辺 学
第18回
2022年
熱駆動ヒートポンプ技術の発展への貢献 秋澤 淳
第17回
2021年
該当者なし
第16回
2020年
低GWP冷媒に対する熱力学的状態方程式の開発 赤坂 亮
第15回
2019年
低GWP冷媒の凝縮・蒸発熱伝達特性の先導的研究 井上順広
第14回
2018年
機能性氷/氷スラリーに関する先進的研究 松本浩二
第13回
2017年
コンパクト熱交換器内熱流動現象の理解への貢献 浅野 等
第12回
2016年
食品・生物の凍結に関する包括的研究 鈴木 徹
第11回
2015年
車載用空調システムの高効率化と高性能熱輸送素子(ヒートパイプ)のヒートポンプ分野への応用に関する貢献 勝田正文
第10回
2014年
冷凍空調機器用冷媒の低GWP 化の推進 飛原英治
第9回
2013年
冷媒相変化伝熱機構の解明および新規冷媒の開発における先導的研究 小山 繁
第8回
2012年
低GWP冷媒および混合冷媒の熱力学性質の解明 東 之弘
第7回
2011年
次世代ヒートポンプシステムの探求 -熱物性・伝熱・サイクル- 宮良明男
第6回
2010年
二酸化炭素冷凍サイクル用膨張機内の漏れ流動特性 福田充宏・足立将彬・柳沢 正・小木康博
第5回
2009年
光学的手法によるCO2 ヒートポンプ内のオイル循環率のリアルタイム測定 瀧川隆介・清水孝雄・松坂幸雄・高 雷・本田知宏
第4回
2008年
音速による冷媒/油混合物の混合率測定 福田充宏・鈴木達博・柳沢 正
第3回
2007年
スクロール圧縮機スラスト軸受部における潤滑メカニズムに関する実験的研究および,同 理論的研究 奥 達也・石井徳章・阿南景子・澤井 清・森本 敬・鶸田 晃
第2回
2006年
二相流エジェクタを適用した二酸化炭素ヒートポンプのサイクル特性 赤木 智・党 超鋲・飛原英治
第1回
2005年
排熱発電装置の開発 
副題:作動媒体および膨張タービンの検討
井上 修行・竹内 崇雄・内村 知行・入江 毅一・渡辺 啓悦