最近気になる用語 5
ODP(Ozon Depletion Potential)
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オゾン層を破壊する力を定数値化した値で、一般に「オゾン破壊係数」と訳される。
R11(CFC)を1.0として、同一質量の他の物質が放出されたときのオゾンへの影響
(破壊すると考えられる能力)を相対値で示すもの。
たとえばR-22のODPは0.055,R-502は0.334,R-134aはHFCで塩素を含まないので
ODPは0である。
なお、モントリオール議定書によるR-22などのHCFCの、先進国における削減スケジュール
は2004年に35%カットなどと決まっているが、この生産量の基準として「ODPトン」が用いられている。
ちなみに日本の1996年における基準生産量は5,563ODPトンであり、2004年にはこの65%以下に、
2010年には35%以下に生産量を削減しなければならない。
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