最近気になる用語 137
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1.グリーンビルディングの沿革 「グリーンビルディング」は、「持続可能な建物」の同意語として使われている。 地球環境に良い建物のことである。 2.建物はどのような地球環境問題の原因となっているか ・エネルギー資源(化石燃料)を枯渇させている。 ・建物は、照明、空調機器、器具、OA機器などのエネルギーを使う。そのため化石燃料が燃焼されており、 その結果、硫黄酸化物、窒素酸化物、微粒子、炭酸ガスを大気中に放出されている。 ・建設産業は、採掘や工場生産工程から環境に害を及ぼすおそれがある。また材料が、有害なガスを放出する化学物質 からなる場合、主の生活の場である室内で放出されると、健康を害することになる。 ・固形廃棄物は投棄されている。 3.どのように解決するのか ・再生可能なエネルギーの利用 → 太陽、風力、地熱など ・再生可能な材料の利用 → 管理された森林、農業廃棄物、土からの材料の利用 ・リサイクルされた、そしてリサイクルできる資源 → ヴァージン材料を冒し、汚染しない ・材料につぎこまれたエネルギー(エンボディー)の減少 → 掘削、輸送、製造工程、流通の見通し ・再使用できる材料を投棄しない → 解体し、種分けして保管する ・敷地の選定に配慮する → 生態系に害を及ぼす土地を選ばない、道路やユーティティの完備している土地を選ぶ、既存の構造体を再利用する 4.グリーンビルディングの定義 グリーンビルディング(地球環境に良い建物)とは、自然エネルギーをできるだけ建物に利用しながら、限られた天然 資源の有効利用を図り、代替エネルギーの開発と利用を試み、エネルギー消費量のトータル削減を目指し、建築材料を無害で地域調達のものと するものである。 また、リサイクルの実行とリサイクル材料を採用し、土地の適正な選定と使用を行い、人間(居住者、建設業者)の健康を高め、生産性を高める より高い快適性を実現し、建設および運営の経済的効果を図る, 美的で質のあるデザインがされたものでなければならない。 5.グリーンビルディング実現のための実践ステップ (ゴール) エネルギー使用量を減らす、資源の需要そのものを減らす、環境への悪影響と負担を減らす、建物環境の質の向上に基づく価値の向上、 建物で過ごすすべての人々の生活の質を上げる。
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