デシカント・吸着・吸収・化学系技術委員会

 

2023-2024年度 メンバー:

  • 委員長:窪田 光宏(名古屋大学)
  • 秋澤 淳(東京農工大学)
  • 江﨑 丈裕(九州大学)
  • 榎木 光治(電気通信大学)
  • 加藤 之貴 (東京工業大学)
  • 國吉 直 (東京海洋大学)
  • 児玉 昭雄 (金沢大学)
  • 齋藤 潔 (早稲田大学)
  • 髙須 大輝 (東京工業大学)
  • 辻口 拓也 (金沢大学)
  • 鍋島 佑基 (静岡理工科大学)
  • 宮崎 隆彦 (九州大学)
  • 山口 誠一 (早稲田大学)
  • 劉 洪芝  (北海道大学)

活動目的:

  • カーボンニュートラルの実現に向けては,エネルギー供給サイドのグリーン化とともに需要サイドにおけるエネルギーの高度利用が不可欠である。日本ではエネルギー需要の70 %以上が熱・燃料として使用されるだけでなく,一次エネルギー消費量の50 %以上が排熱として環境中に廃棄されている。この現状から,需要サイドでは“熱”の高度利用がカーボンニュートラルに向けたキーポイントと言える。 吸着,吸収,化学反応を利用した熱駆動技術である「デシカント空調」,「吸着冷凍機・ヒートポンプ」,「吸収冷凍機・ヒートポンプ」,「化学蓄熱・ヒートポンプ」は,熱の貯蔵,改質(温度変換),輸送機能を持つことから,冷凍空調分野をはじめとする需要サイドの省エネルギー化に対する多大な貢献が期待される。 本委員会では,熱駆動技術の技術開発の進展および社会実装の促進の支援を目的とする。このために,当該技術の最新動向に関する情報収集を通して,その網羅的把握と体系化を行う。また,大学,企業等における研究・開発成果を公表する場を設ける。さらに,当技術を理解するための情報を提供するとともに,意見交換を行う場も設け,産学の研究者間のネットワーク構築を図っていく。

キーワード

吸着・収着(Adsorption・Sorption), 吸収(Absorption), 化学反応(Chemical reaction), デシカント空調(Desiccant air conditioning system), 吸着冷凍機・ヒートポンプ(Adsorption refrigerator/heat pump), 吸収冷凍機・ヒートポンプ(Absorption refrigerator/heat pump), 化学蓄熱・ヒートポンプ(Chemical heat storage/heat pump), 排熱利用(Waste heat utilization)

活動内容

  • ① 熱駆動技術に関する情報収集とその網羅的把握・体系化
  • ② 会員および空調技術者・設計担当者への熱駆動技術に関する情報提供
  • ③ 年次大会OS・WSの企画・開催

連絡先

  • 窪田 光宏(委員長) E-mail:kubota.mitsuhiro[アットマーク]material.nagoya-u.ac.jp