デシカント・吸着・吸収・化学系技術委員会
2023-2024年度 メンバー:
- 委員長:窪田 光宏(名古屋大学)
- 秋澤 淳 (東京農工大学)
- 江﨑 丈裕(九州大学)
- 榎木 光治(電気通信大学)
- 加藤 之貴 (東京工業大学)
- 國吉 直 (東京海洋大学)
- 児玉 昭雄 (金沢大学)
- 齋藤 潔 (早稲田大学)
- 髙須 大輝 (東京工業大学)
- 辻口 拓也 (金沢大学)
- 鍋島 佑基 (静岡理工科大学)
- 宮崎 隆彦 (九州大学)
- 山口 誠一 (早稲田大学)
- 劉 洪芝 (北海道大学)
活動目的:
- 各種排熱や太陽熱の積極利用による節電・省エネルギーと地球温暖化対策,また,従来空調装置と連携した潜熱顕熱分離処理 による空調の高品質化への期待を背景に,デシカント空調に代表される吸着系空調装置が注目されている。特にここ数年の技術開発は 目覚ましく,様々なデシカントロータが開発あるいは改良され,また,ヒートポンプとの組み合わせなど流路構成やシステムに関する 工夫も多く検討されている。その一方で,その普及は極めて限定的である。装置サイズとコストが最大課題と言われるが,やや難解な 運転挙動は空調技術者の理解不足につながり,さらに不適合条件への戦略なき導入は,省エネルギー性や快適性が疑われることになる。 よって,本委員会では,克服すべき課題を多面的に抽出し,設計・操作指針の整備や標準化に向けて,各種情報を収集する。さらに, 当技術を正しく理解するための情報を提供する。これらの活動によって,技術開発における「死の谷」から脱し,デシカント空調機 および吸着冷凍機が社会技術となることを支援する。
キーワード
吸着・収着(Adsorption・Sorption), デシカント空調(Desiccant air conditioning system), 吸着冷凍機(Adsorption refrigerating machine), 除湿(Dehumidification), 排熱利用(The use of waste heat),太陽熱(Solar heat)
活動内容
- ①デシカント空調および吸着冷凍機関連技術の情報収集
- ②会員および空調技術者・設計担当者への関連情報の提供
- ③年次大会OS・WSの企画・開催
- ④標準化に向けた情報収集
連絡先
- 窪田 光宏(委員長) E-mail:kubota.mitsuhiro[アットマーク]material.nagoya-u.ac.jp