微燃性冷媒リスク評価研究会 ■研究会の目的 冷凍空調用機器に使用されている冷媒(HFC類)の温暖化係数(GWP)が高いことから,地球温暖化の防止のために,国内外でGWPの低い冷媒への転換が求められています. しかし,GWPの低い冷媒は燃焼性が高まるという問題を有しています. 本学会では,平成23年度から微燃性冷媒リスク評価研究会を設置し,微燃性冷媒の安全性にかかる特性の収集を行い,それらを用いてリスクの評価を検討してきました. ■研究会参加メンバーと研究内容
委員 ・東京大学:冷媒が室内外に漏えいした時の可燃濃度にある体積や気流速度の推定 ・九州大学:R1234ze(Z)の安全性,ヒートポンプ性能評価 ・諏訪東京理科大学:暖房機器使用時・サービス時の着火性評価 ・産業技術総合研究所:湿度の燃焼限界・燃焼速度への影響,最小着火エネルギーの評価 ・日本冷凍空調工業会:ミニスプリット,ビル用マルチ,チラーのリスク評価 ・日本自動車工業会:R1234yfを用いたカーエアコンのサービス時のリスク評価 ・日本冷凍空調学会保安委員会 オブザーバ ・経済産業省 ・新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ・高圧ガス保安協会 ・関西電力 ■2014年度中間報告書を公開しました(2015年6月) 自由にダウンロードできます. ■免責事項
本中間報告書に記載している内容については,最新の技術情報に基づき万全を期して作成しておりますが,掲載された情報の正確性を保証するものではありません. また,本中間報告書に掲載された情報・資料を利用,使用する等の行為に関連して生じたいかなる損害についても,本学会並びに著者は何ら責任を負いません. ■お問い合わせ 中間報告書に関するお問い合わせは,下記までお願いします.(記載内容について個別の質問には回答できません.) 研究会主査 飛原英治(東京大学教授) hihara@k.u-tokyo.ac.jp |